アクセスアップ対策だけやってませんか?
アフィリエイトの報酬額は、閲覧数 × クリック率 × 成約率 × 報酬単価 という4要素の掛け算で決まります。
1サイトで複数のアフィリエイト案件を扱うことの方が多いでしょうから、実際の計算式はもう少し複雑ですが、積の計になるだけなので基本的には考え方は同じです。
掛け算なのでどれかひとつの要素が倍になるだけで報酬額も倍になりますし、逆にどれかひとでもゼロがあれば報酬額もゼロになってしまいます。
ここで「どれかひとつでも」というところがミソです。
元々1日1万アクセスもあるサイトのアクセスを倍の2万にするのは大変ですが、クリック率0.5%を倍の1%にするのはそんなに大変なことではありません。
アクセス数を増やすことには必死になるのに、クリック率や成約率を上げることには無頓着になっているなら、それは非常にもったいない!
クリック率を上げるには
閲覧者が広告をクリックする動機は何でしょう?
ただひとつ「その先に興味があったから」に他なりませんね。
そもそも、閲覧者がそのページにアクセスしてきた動機自体、そのページに書かれている記事に興味があったからです。
それなのにクリック率が低いということは、記事の内容と広告がマッチしていない可能性が高いです。
※ユーザービリティが低いとか他に理由がある場合もあります。
狙った属性で集客しているのに、表示している広告とマッチしていない可能性・・・
そもそも広告の選択がまずいというのはここでは論外として割愛して、一つの可能性として
「属性が薄い」ということが考えられます。
属性が絞り切れていないのです。
特に自動生成ツールでサイトを作っている場合にはその傾向が顕著に出ます。
対策の例として、キーワードをもっと小さな単位の属性にする、ニッチなキーワードにする、複合キーワードにするなどがあります。
また、同じような内容の記事ばかりを集めて「カテゴリー分け」するというのも一つのやり方です。
そうすることで、属性は間違いなく濃くなっていきます。
広告のマッチング
せっかく濃くした属性であっても、広告とのマッチングができていなければクリックはされません。
サイト全体を通して、すべてのページ、すべてのカテゴリーにマッチするような商品や案件があればいいのですが、なかなかそういかないのがアフィリエイトの難しいところなんですよね。
フル手書きの記事でしたら、記事ごとに吟味した商品を紹介することもできますが、自動投稿系ツールなどでサイトを作っている場合にはそうはいきません。
しかし属性をカテゴリーごとに細分化できていれば、カテゴリーごとにマッチする商品や案件を見つければいいので、サイト全体にマッチする商品や案件を見つけるよりも容易です。
見つかる可能性もグッと上がります。
何より、絞り込んだ属性と絞り込んだ案件なので、マッチング精度も上がってクリック率が劇的に改善されるはずです。
それを簡単にできるのが・・・
つまり、カテゴリーごとに違う商品や案件の広告を表示させれば良いということですね!
それを簡単にできるようにするのが『Ad Changer By Category』です。
例えばこのように設定すると

aaaカテゴリーの記事では1つ目の、bbbカテゴリーの記事では2つ目の、cccカテゴリーの記事では3つ目の広告が表示されるようになります。
上記はPROライセンスの画面です。
FREEライセンスでは、プレビューと表示やクリックのカウントはありませんので、
クリック率は各ASPの管理画面で確認することになります。
使い方はシンプルです!
普通は広告を表示したい場所にアフィリエイトコードを直接記入しますが、上図に表示しているショートコード、[ACBC g=1] を代わりに記入するだけです。


あまりお勧めはできませんが、記事中に直接書いても機能します。

ABテスト
このように同じカテゴリーを複数広告に対して指定することも可能です。

この場合は、該当カテゴリーで指定した広告がランダムで表示されるようになります。
しばらく表示させた上で反応の良い方だけにすることで、以降は高いクリック率が保証されます。
これをABテストといいます。
Aの広告とBの広告のどっちが良いかテストするということですね。
ひとつの広告を複数カテゴリーに
このように一つの広告に複数のカテゴリーを指定することも可能です。
以下の場合ですと、aaaカテゴリーの記事では1番目か2番目の広告、bbbカテゴリーの記事では1番目か3番目の広告がランダムで表示されます。

