1.概要

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こんな人に Image Size Manager が必要です

  • 自動投稿ツールやプラグインを使っている人
  • ひとつのサーバーで複数のワードプレスを運用している人
  • 長期間ワードプレスを運用している、もしくは運用する予定の人

なぜ Image Size Manager が必要なのか

サーバーにはファイル数の上限がある

多くのレンタルサーバーには、ファイル数の上限が設けられています。

割り当て容量については、契約する際にちゃんとチェックしていると思いますが、ファイル数の上限ってほとんどの人は気にしていないのでは?

アフィリエイターに人気のサーバーをチェックしてみました。

コアサーバー

https://www.coreserver.jp/function/

エックスサーバー

上限値は公表されていませんが、100万ファイルを超えると警告メールが届くとともに、管理画面で警告表示が出るようです。

[2024.7.22] 10万 ⇒ 100万に訂正しました。

ロリポップ

https://lolipop.jp/pricing/

カゴヤ

上限値は公表されていませんが、FAQに上限の設定があることが記載されています。

https://support.kagoya.jp/vps/faq/index.php?action=artikel&cat=1&id=48&artlang=ja

このように多くのレンタルサーバーで、ファイル数の上限が設けられています。

ワードプレスが大量に画像ファイルを増殖!

高速化の仕掛けが裏目に

しかし、数十万~数百万という途方もない数なので、気にすることは無いのでは?
と思いますよね。

本当にそうでしょうか。

実はワードプレスには、記事中に含まれている画像ファイルを、サイズ違いで複数のコピーファイルを自動的に生成して保存する機能が備わっています。

投稿された画像は記事ページだけでなく、ダッシュボードの投稿記事一覧やカテゴリーページでのアイキャッチ、サイドバーでの新着記事のアイキャッチなど、あちこちで表示されます。

それらのアイキャッチ画像は、基本的にどれも小さなサイズです。
オリジナルの大きな画像をHTMLのSTYLEで縮小表示させることも可能ですが、小さく表示するのに大きなファイルを使っていてはサイト自体が重くなってしまいます。

そこでワードプレスでは画像投稿時にサイズ違いの画像を作っておくことで、適材適所それらの画像を使ってサイト自体の軽量化を図っているのです。

しかし、普通のサイトならメリットでしかないその機能も、大量自動投稿系のサイトでは逆にデメリットになってしまいます。

なぜなら、その数が半端ないからです。
以下、詳しく説明していきます。

アイキャッチ用のリサイズ画像

記事を投稿すると、記事中に含まれている画像が「メディアライブラリ」に登録されます。

画像ファイル自体は uploadsディレクトリ(フォルダ)にアップロードされていくのですが、これを見てください。

アイコンを見れば分かるように、同じ画像ファイルが複数存在しています。

1種類だけをクローズアップしてみました。
このように、アップロードされた1ファイルに対して、複数のサイズ違いファイルがコピーされていることが分かります。

i129131306290174945.jpgというのが実際に記事に含まれていた画像ファイルです。
-100×100, -120×68, 150×150・・・と付いているのはワードプレスがサイズ違いで作ったファイルです。

これらの画像は新着記事や投稿記事一覧などでアイキャッチ画像として利用されます。

まるで自爆装置だ

先ほども書きましたが、1日1記事だけ投稿する日記ブログや、数ページ~数十ページの固定されたサイトであれば、この機能は大きなメリットとなります。

ですが、自動投稿によって毎日毎日大量に投稿を行うサイトにとっては、この機能はスパムチックな迷惑機能かもしれません。

そのまま使っているとタイマーのカウントダウンが始まっている自爆装置となってしまいますよ!

こんなに多くの種類が生成されている

私が一番愛用しているコアサーバーのCORE-Yプランを例に計算してみます。

ファイル数の上限は200万です。
一般的なサイトでの運用であれば実質無制限のような数ですね。

下のキャプチャは当プラグインの管理画面です。
WordPress6.11にCocoonテーマを入れた状態で、これだけのサイズの画像が複製されます。
その数、なんと最大で11種類!!
※最大と書いたのは、オリジナルよりも大きいサイズは作られないからです。

どれぐらいで満タンになるのか

自動投稿系のプラグインでは自動取得した画像なので、あまり極端に大きなサイズの画像は無いでしょうから、2048×2048と1536×1536は作られないとしても、オリジナルx1 + サイズ違いx9 = 合計10ファイル保存されることになります。

1時間おきに投稿させると1日24投稿です。
1記事に1画像だけとしても、240ファイルになりますね。

同サーバーで10サイト運用していると、1日2,400ファイルです。

1年で、240 × 10 × 365 = 876,000ファイル!

つまり、2,000,000 ÷ 876,000 ≒ 2.28年
かなり余裕のあるプランですが、2年3カ月ほどでドボンしちゃう計算ですね。

上限が10万ファイルのサーバーですと、100,000 ÷ 876,000 ≒ 0.11年
なんとまあ、42日持たないってことですね。

ヤバ過ぎます。

ファイル数無制限のウソ

サーバー会社によっては「制限なし」と書かれている場合もあります。

しかしそれは「本当の意味での制限なし」ではありません。

レンタルサーバーは一人貸し切りではなく、1台のサーバーを複数人で共用して利用するものです。
そのため、ひとりの暴走者がいることでサーバーが高負荷になってしまうと、他の同居するユーザーにも影響が出てしまいます。

レンタルサーバーではそのようなことにならないように、誰かが暴走しないか常に監視しています。
そして、暴走しているユーザーアカウントは容赦なく停止します。

サーバー全体がフリーズしてしまわないよう、急激な暴走に対しては、警告も無く、いきなり停止します(←本当です。警告して猶予を与える時間が無いほど急を要する場合もあるんです!)

異常な数のファイル数というのも、サーバーに高い負荷を与えます。
アクセスが無くても、小さいなファイルサイズだとしても、ただファイル数が多いというだけでサーバーが不安定になったり、最悪フリーズしたりする要因となるんです。

つまり、ファイル数が滅茶苦茶に多いユーザーは、他のユーザーに迷惑が掛かる前に強制的に切られてしまうんですね。

サーバー会社によっては、不安定になったサーバーを安定させるために、負荷を与えている「大量ファイルがあるディレクトリ(フォルダ)を予告なく強制的に丸ごと削除します。」と公言しています。

アカウントが停止されるだけでなく、ファイル自体も強制削除されてしまうので、バックアップを取っていなければ「ファイル=大切な資産」までも大量に失うことになります。

上限値は設けてないけど、「サーバーに高負荷を与えない限り」という条件が付くということです。
ファイル数無制限だとしても、実際には無制限である訳がなく、他の規約によって制限されているのです。

対策方法

では、どうすれば良いのでしょうか?

投稿数を減らす?
1サーバーでのサイト数を減らす?

それでは不経済ですし、アフィリエイトサイトの運営目的は「稼ぐ」ことですから、本末転倒です。

正解は「不要な画像ファイルを作らせない」です。

使わないサイズ、妥協できるサイズは、作ることを止めてしまえば良いんです。

ワードプレスによるファイルの自動生成を止める方法

先ほどのキャプチャをもう一度見てみましょう。

WP 第1世代

thumbnail, medium, large は古いバージョンのワードプレスから存在しているサイズで、ダッシュボードから設定変更可能です。

WP 第2世代

medium_largeはWordPress 4.4で追加されたサイズで、データベースを直接操作しないと設定の変更はできません。

WP 第3世代

1536×1536, 2048×2048はWordPress 5.3で追加されたサイズで、やはりダッシュボードでは設定変更ができません。
さらに、データベース操作でも設定は変更できません。
変更するためには設定を打ち消すプログラムを追加して強制的に制御するしか方法はありません。

Cocoon

thumb100~thumb320は、Cocoonによって追加されているサイズです。
これらもCocoon設定の画面では設定できず、プログラムを追加して制御するしかないようです。

無ければ作っちゃえ!

ダッシュボード上で設定を変更できるのは、WP 第1世代の3つだけです。

データベース操作やプログラミングができない一般的なユーザーには厳しい現実ですが、そこはワードプレス。
誰かが作ってくれたプラグインを入れれば対策できる!

と思って探してみたんですけどね、有るには有ったんですけど英語だし、他にも色んな機能がてんこ盛りなので使いにくい!

色んな設定を変更できるということは、良く分からないままに使うと意図しない変更をしちゃったり、自動投稿プラグインにも影響が出るかもしれません。

ということで作りました。
それが「Image Size Manager」です。

ton活亭製なので、ton活亭のプラグインとの相性はバッチリです。

単機能なので、他社製プラグインへの影響もほぼ無いと思います。